○試験場・制御室
- リツコ
- 「いい数値だわ。この相互換ハーモニクスに問題が無ければあの計画、遂行出来るわね」
- マヤ
- 「Wind○wsですか。先輩の前ですけど、私はあまり……」
- リツコ
- 「感心しないのはわかるわ。しかし、備えは常に必要なのよ。人が生きてくためにはね」
- マヤ
- 「先輩を尊敬してますし、自分の仕事はします。でも納得は出来ません」
- リツコ
- 「潔癖症はね、辛いわよ。人の間で生きて行くのが」
- マヤ
- 「………………」
- リツコ
- 「汚れたと感じた時、わかるわ。それが」
○ヘリ-機中
- ケンスケ
- 「遅いっ! 遅いっ! 遅いっ! 遅すぎるっ!!!。さすがはイン○ルの誇る最新CISCプロセッサ、ぺんちあ○Pro!
Macユーザだったら、胃を痛めずにはいられない状況だね。これは」- ミサト
- 「RISC前の遺物よ。よく動いていられるわね」
- ケンスケ
- 「いやー、博物館モノでしょう」
○ラピュタ中枢、玉座
(オチなし…………すまぬ)
- シータ
- 「わたし、いま、なぜWind○wsが滅んだのかよくわかる。
MacBibleにもあるもの。使いやすいって、どういうことか。速いというのが、なんのことか。
いくら、派手な広告をしても、かわいそうな人たちをだましても、人はMac無しではいきられないのよ!」
- SE-
- 銃声
- ムスカ
- 「Wind○wsは、滅びぬ。何度でも蘇るさ。次は、EX○ELだ。ひざまずけ。命乞いをしろ。
- 冬月
- 『この光の巨人、謎だらけだよ』
- 冬月(MONO)
- 「その後、I○Gはパーソナルコンピュータのシェアを正式発表した」
「私の目から見ればその結果はあからさまに情報操作をされたものだった」
「その裏にはマイク○ソフト、そしてビル・ゲ○ツという人物が見え隠れしていた。私はあの事件の闇の真相を知りたくなった」
- ○人工進化研究所 所長室
- 冬月
- 『君の資産、いろいろと調べさせてもらったよ。Wind○wsの普及には金がかかるだろうが、個人で持つには少し額が多すぎないかね』
- びる
- 『さすがはアメリオ教授。BeOSに転向なさったらどうです』(は?)
- 冬月
- 『そのつもりはない。ただ、わたしはMacをまねした人間たちを許すつもりはない』
しかし、いくらBeが元アップルのエンジニア、ジャン・ルイ・ガセー氏に率いられ ていようとも、いくら、経営陣がごたごたしていようとも、ハードウェアの至らないと ころがあっても、我々は、クパチーノで生まれた世界最高のコンピュータメーカーの一 つ、アップルコンピュータのOSが欲しいのだ、という意味。
笑いのポイント:
『さっぱりわからない』などの、ありがたいお言葉を頂戴いたしましたので、どこがおもしろいのかを端的にまとめます。(書いたらよけいにつまんなくなりそう…………)
つまり、第弐拾弐話『せめて人間らしく』の英語サブタイトル『Don't Be.』のBeと、米国Be.Inc(BeOSやBeBoxなどを作るコンピューターメーカー)をかけたところに、おもしろさがあるわけです。で、『Don't Be.』(Beでなく)『せめてアップルらしく』というわけですね。
え?
つまんない?
きっと、わたしとは笑いのポイントが異なっているんですね。:-)
関連記事-[MacWeekOnline Japan]
To Be or not to Be---それがAmelioの問題だ
BeOSに関する反響とPower Computingの問題
BeOS上でのMacアプリの稼働は可能か
○モノローグ
- 赤木博士
- 「そう、それは起こるはずのないイレギュラーな事故だった。開発中の『PowerBoard(仮)』 は予定通りPowerMac7500の上で起動実験の最終段階を向かえていた」
- ○過去-NERV本部内
- 冬月
- 『消滅?爆発ではなくて、消滅なんだな!?』
- 青葉
- 『消滅です。間違いありません』
- 冬月
- 『一体どういうことなんだ』
- 青葉
- 『上空の静止軌道衛星からの映像です』
…………CGIアプリケーションの起動…………PowerPC 未定義例外…………[再起動]…… ……MOマウント…………『このディスクはMacintoshでは読むことができません。初 期化しますか?』…………
- 青葉
- 『映像はここで途切れています』
- 冬月
- 『考えられる原因は?』
- マヤ
- 『MAGIはシステムのバグからコンフリクト、ドライバの損傷、カタログBツリーの破壊、 CGIのバグなど、65536通りをあげてます』
- ○モノローグ
- ナオコ「復旧作業は、困難を極めた」
- ○過去
- NERV本部内−鳴り響く警報
- ミサト
- 『なに!? 一体!!』
- マヤ
- 『タンジェントグラフ逆転!』
- リツコ
- 『シンジ君、戻りたくないの?』(意味不明)
- マヤ
- 『だめです!圧力限界突破!メディアがEXITされます!!』
[このメディアは、回復するには損傷が激しすぎます]
- ミサト
- 『シンジ君!!』(意味不明)
- 号泣するミサト
- ミサト
- 『………ファイル一つ救えなくて…何がMacよ…………』
- ○車中
- リツコ
- 『ミサト、どう?今夜、飲みに行かない?』
- ミサト
- 『ごめ〜ん、ちょっち、予定、あるんだー』
- リツコ
- 『そう』
- -車内に流れているラジオ-
- […………でも、信じらんないよね。相手の男の子って言うのが、Wind○wsユーザーなんだって。そのうえ、○fficeまで、喜んで使ってるんだって!?もう、まじっ!?て感じだよね。いまだに、そんなの使ってる化石のよーな人がいたなんてー。このラジオ聞いてくれてる、リスナーのみんなも、そーいう、かわいそーな人を見つけても、からかったりしたら、ダメだよ。やさしく、愛の手を差し伸べて、あげなきゃ…………]
- ○クルマから降りているリツコ。走り去っていくミサトのルノーを眺めながら
- リツコ
- 『データが無事だとわかったとたん、男と密会か…………私も、人のことはいえないか………』
"最後の支社"
- ○NERV本部内、EV
- シンジ
- 『…あ、綾波……』
- レイ
- 『…………人はどうして、MacとWinがどちらが優れているかを語る時、あんなにもムキになってしまうのかしら……』
- シンジ
- 『え?』
- レイ
- 『……………………』
- シンジ
- 『なにいってんだよ、綾波。パソコンといったら、Wind○wsに決まって…』
- レイ
- 『私はMacユーザーなの。碇指令もそう言ってるわ』
軽い衝撃を受けるシンジ- シンジ
- 『そうだ。父さんも母さんも、Macが好きだった…だから、立ちあげる時には「弐号機、起動」って音がして、いつもゴミ箱を空にするとオスカーが顔を出して唄っていた……』
- ○同、エスカレータ
- レイ
- 『碇君は、Macが嫌いなの…』
- シンジ
- 『キライなわけじゃないさ。どちらもコンピュータだし、Netscapeも走る。でも、シェアは圧倒的にWinの方が有利だし、使っている人やソフトも多いじゃないか!』
- レイ
- 『碇指令は、Macの方が本当に使いやすいし、いいソフトがあるのはMacだって言ってたわ』
- シンジ
- 『綾波もそうなの?』
- レイ
- 『そうよ』
- シンジ
- 『だから父さんは綾波がいいんだ!綾波がいるから僕はいらないんだ!』
- 幼いレイ
- 『PowerMacでBryceを使ったことともないくせに!』*1
- シンジ
- 『…だって、父さんは…いつも自分の好みのマシンを使っていて……僕に、シンジどっちがいい、とも聞いてくれなくて……』
- ○列車内(心象風景)
シンジとレイが、向かい合って座っている。他には誰もいない。
- レイ
- 『碇君はわかろうとしたの?Macの素晴らしさを』
- シンジ
- 『わかろうとした』
- レイ
- 『どうしてわかろうとしないの』
- シンジ
- 『わかろうとしたんだよ!!』
- シンジ
- 『だけど日本のエロゲーはほとんど98かWind○wsでしか動かないじゃないか!』
- レイ
- 『でも、使いにくい上に、BryceもQuarkXPre○sもないのよ。同人誌の表紙を作るにもMacでなければ出力センターに嫌われるわ』
- シンジ
- 『確かに、Macの方がはるかに使いやすいし、CPUも高速だ。だけど、「ソーサルキングダム」だって、「プリティ・サミー」だって、Macにはないじゃないか!』
- レイ
- 『Wind○wsは、所詮Macのできの悪いコピーに過ぎないわ。Macが、本物の女性ならば、Wind○wsはそのまねをしているオカマのようなものよ』
- シンジ
- 『だ、だけど……』
- ○本部、第一脳神経外科
- シンジ
- 『!』
突然、目を覚ますシンジ
- アスカ
- 『あんたって、ほんとにバカね』
- *1
- とおもったらBRYCE2は、Wind○ws版も出たらしいですね。
レンダリング時間の差は、圧倒的でしょうが。(参考:ゆうき刹那さん[BLUE LYNX]の『アダムの憂鬱』)
"時に、西暦1988年"
- ○巨大な湖(零号機の爆発で出来た)日はすでに沈んでいる
- シンジ
- 『………カヲル君が、好きだって言ってくれたんだ……はじめて、好きだって言われたんだ。Wind○wsのこと。IRISに似てたんだ。NeXTにも………………でも、本当は、買うんならAmigaだったんだ!!』
- ミサト
- 『違うわ。買う価値があるのはMacだけよ。彼は、Macを買う希望を捨てた。SCSIもEthernetもついていないAT互○機の見せかけの安さにすがったのよ。シンジ君は、悪くないわ。』
- シンジ
- 『冷たいね。ミサトさん…』
"涙"
「あれは、一体……」
「人類が持てる力のすべてをつぎ込んで造りだした、究極の汎用箱形決戦兵器『NeXT Cube』。その、初号機よ」
「…そんな…」
「Sofm●pWorldを見ても、載っていないわよ」
「目標、ATフィールドを展開中!」これら物語はフィクションであり、実存するいかなる団体・企業とも関係がありません。
「パターン、青。間違いありません。W○n95です」
「目標、なおも零号機に浸食中」
「J○bs! 機体を捨てて、逃げてっ!」
「だめ。私がいなくなったら、MacもATフィールドに浸食されてしまう。だから、だめ」
「まさか、自爆する気!?」
「…………目標、消失しました……」
「…生存者の救出、急いで…」
「もしいたらの話ね…」
(あれ?九八式は? って、あれは、グリフォンに…………)
Last update Aug 29, 1997.