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ZFSで16発NAS TOWERを作ろう-速度編

Posted on 2009/04/29 (水) 2:03
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NASの構築はいろいろ苦戦してるんで、途中経過としてひとまず速度測定の結果。

マザボに搭載されてるオンボードSATAにハードディスクをつないでopensolaris 2008.11のLiveCDで起動してストレージプール作ったときの測定値。

構成 READ WRITE
1TBx7台ストライプ 399MB/sec 221MB/sec
1TBx7+400GB=8台ストライプ 316.38MB/sec 219.93MB.sec
8台 RAID-Z 242.81MB/sec 169.67MB/sec
233倍速CF 28.338MB/sec 1.01MB/sec

[所見]
ストライピングとシングルパリティのRAID-Zを比較するとRAID-Zのオーバーヘッドは2,3割。
思ったよりも速度出ていた印象。
CFは233倍速の公称スペックからは考えられないような書き込み速度しか出なかった。

[構成]
ハードディスク構成はWestern Digital WD10EACS 1TB x5,SAMSUNG HD103UI 1TB x2,Seagate ST3400832AS 400GB x1。

[測定法]
測定はWRITEがtime mkfile 10g 10gb.dat で得られた秒数でファイルサイズ(10240MB)を割ったもの。
READがtime cat 10gb.dat > /dev/nullで得た秒数で同様に処理。
ストレージプールのプロパティはデフォルトのままで圧縮は無効。
CFは10GBなんて書き込んだら死ぬほど時間かかって終わらなかったんでREAD 1GBとWRITE 100MB

[途中経過]
最初買った133倍速のTranscend 16GB CF TS16GCF133が初期不良だったため233倍速 グリーンハウス 16GB GH-CF16GDを買った。

233倍速コンパクトフラッシュ 16GB GH-CF16GD
233倍速コンパクトフラッシュ 16GB GH-CF16GD

発売:グリーンハウス
発売日:2008-12-17
定価:オープンプライス
ASIN:B001NOD71G


しかし、opensolarisのインストールはえれー時間はかかるけれども完了するのだが、再起動するとまったく起動してこない。
opensolarisの画面になってプログレスバーが永遠に動き続けている状態。

いまのバージョンのZFS(ZFS 13)だと、起動ディスクはRAID-Zにはできないのでメインのストレージプールのほかに起動ドライブをどうにか考えなければいけない。
CF起動はなかなか困難そうなんで別のアイデア考え中。

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